① 面接・採用判断
01前職の扱いを本人の話で決めている
過去3年の運転者歴を履歴書と口頭で判断する。軽貨物や自家用、ブランク明けの人を初任に数えるか決められないまま、横乗りが始まる。
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原文の根拠
- S1前職の確認は履歴書と口頭の申告に頼る
- S3それを「経験あり」と数えてよいのかが分からず
- S4前の会社で運転者として選任されていたかは本人の話で判断し、問い合わせはしない
- S5どちらに数えるのかは、いまも分かっていない
- S6どちらに数えるかを決めないまま横乗りが始まった
② 内定〜入社前の準備
02取り寄せた書類を誰も読まない
運転記録証明は取らないか、届いても後回しになる。健康診断も受診日を写すだけで、要再検査の所見を本人に伝えて追う役が決まっていない。
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原文の根拠
- S1誰が結果を見るかが決まっていないので、封筒が開けられないまま机に置かれていることもある
- S3中を見るのは月末に机を片付けるときになる
- S4行ったかどうかは本人に口で聞くだけで
- S5そのため運転記録証明は取っていない
- S6所見を読んで本人に伝える役目は、誰のものにもなっていない
③ 入社初日の手続き
03台帳と提出書類を手で何度も作る
運転者台帳に加え、荷主や元請け、基地に出す名簿と登録書に同じ内容を書き写す。台帳の法令の欄が欠けたり空いたりしても気づきにくい。
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原文の根拠
- S1独自の様式は、法令で求められる欄が欠けていても誰も気づかない
- S3氏名と生年月日と資格を4回打つことになる
- S4同じ内容を合わせて5回書くことになる
- S6適性診断の受診日と指導の実施状況の欄は、聞かれなければ空のままになる
④ 初任診断・初任教育・横乗り
04教える中身が先輩次第になっている
横乗りの相手は配車や便の都合で決まり、教え方も厳しさも人ごとに違う。教える項目の一覧も、誰に何を教えたかの記録も無い。
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原文の根拠
- S1教え方はベテランによって全く違い
- S2誰に何を教えたかを記録として残す仕組みは導入されておらず
- S3教える項目を紙に書き出そうとしたが、配車の合間に書きかけたまま引き出しに入っている
- S43人のうち誰を付けるかは、その月に誰がどの基地の便に入っているかで決まってしまい
- S5どちらに当たるかで教え方の熱の入り方がまったく変わる
- S6誰が何を教えたかはどこにも残らず
④ 初任診断・初任教育・横乗り
05教育の記録を後から埋めている
座学は配送や待機の合間に細切れで進み、実際に見た時間は足りない。教育記録簿は後からまとめて、15時間に合うように書く。
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原文の根拠
- S1座学3時間と書いた日に、実際には1時間しか見ていないこともある
- S2残りの半分は監査や検査に合格するための形式的な書類を作成している状態
- S3教育記録簿には後から15時間になるように日付と時間を割り振って書く
- S4教育記録簿には15時間と書いてきた
- S5ノートの空いた日を前後から推し量って埋めることになる
- S6見たと言われた時間を記録に書く
⑤ 独り立ちの判断
06要件を並べずに一人で乗せている
独り立ちは先輩の一言や、荷主・出荷係の都合で決まる。免許・健診・初任診断・教育・登録が揃ったかを並べて確かめる場面が無い。
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原文の根拠
- S1免許、健康診断、初任診断、初任の教育が全部揃ったかを一覧で見る表は無い
- S3「大丈夫じゃないですか」と返ってくれば、月曜から一人で出す
- S4見極めの点検表には手順ができるかどうかの項目しかなく
- S5管理課長の机の引き出しとパソコンの中にあり、夜勤の運行管理者は見ていない
- S6健康診断の結果が届いていたか、協同組合の名簿に載ったか、台帳ができていたかを確かめた人はおらず
⑤ 独り立ちの判断
071ヶ月の猶予がいつ切れるか数えていない
初任診断と教育は乗務開始後1ヶ月以内でよいとして先に乗せる。期限を書いた物も数える担当も無く、未受診のまま何ヶ月も過ぎる。
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原文の根拠
- S11ヶ月以内に終わったかを追う仕組みが無いので、そのまま抜け落ちる人が出る
- S3気づくと3ヶ月たっていて、初任診断を受けていない人が2人いた
- S5その1ヶ月がいつ切れるかを、昼の側と夜の側のどちらが数えるのかは決まっていない
- S6春に入った人は、次の冬まで受けないまま一人で走っている
⑥ 独り立ち後・継続管理・離職
08入社後の期限を手書きと記憶で追う
免許、健康診断、適齢診断、講習、入場証と、一人ずつ期限が違う。Excelや壁の表、手帳で追うため、切れてから気づく。
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原文の根拠
- S1これらの期限はExcelか、壁のカレンダーか、担当者の記憶にしかない
- S3表は半年前から更新していない
- S4保安講習の期限が切れていた人を基地の受付で指摘され
- S6免許の更新を過ぎていた人が4日間走っていたことが分かった
⑥ 独り立ち後・継続管理・離職
09早く辞める人が多く、後始末が残る
早い時期に辞める人が多い。辞めるたびに、貸与品の回収や名簿・登録の抹消、警備番号の変更が業務の合間に残る。
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原文の根拠
- S1独り立ちしてから最初の1ヶ月から3ヶ月は、辞める人が最も多い時期になる
- S2想像以上に過酷な仕事であったという理由で早期離職につながる
- S3台帳と4種類の作業員名簿から名前を消す作業が、また配車の合間に残る
- S4その人の登録の抹消を、荷主と3つの基地にそれぞれ出す作業
- S5入って1ヶ月のあいだに辞める人は、3人に1人ほどになる
- S6聞かずに入った人は最初の梅雨で辞める